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まわりで起きたいろいろなこといろいろなことを、よしなしとして綴っております

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いろいろなこと
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いままで、ご紹介した一皿
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秋の淑徳大学公開講座 日本酒を楽しむ 2013/10/06
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10月5日、秋の淑徳大学公開講座が始まりました。
この講座の講師をお引き受けして丸2年、もう3年目です。その前は東京農大で同じような内容の講座をしていたのですが、今の受講生のうち、半数近くの方々はその当時からずっと受講されています。両校合わせてもう丸5年のお付き合い。私と受講生の方々との素敵な「酒縁」です。どこで講座をするにしても、引き続きお顔を見せていただけることがとても嬉しく、講師冥利に尽きます。
一方、今回の受講生の半数は初めての方々。日本酒のことを知りたいとおっしゃる若い男性や女性が一気に増え、今までで一番受講生の多い期となりました。日本酒を楽しみたいと思う世代が確実に若返ってきていると、実感します。
私も受講生の方々からいい刺激を受けて、とても楽しく講座をさせていただきました。
今回のテーマは、「日本酒の味を決める3つのポイント―米、水、人―」でした。日本酒は米と水で造るもの。日本酒を語るには、醸す人も含め、何より大切なポイントです。酒米として一番知られている「山田錦」の話を中心に、日本酒の現状も踏まえてお話をいたしました。
その後、皆様お待ちかねの試飲に。今回の試飲は、テーマに合わせた原料米の違う3種のお酒。豊盃(青森・三浦酒造)の「華想い」という青森の酒米を使った「純米吟醸」と、同じく青森の酒米、それも豊盃でしか使っていない豊盃米を使った「特別純米 あきあがり」。もう1本は、天の戸(秋田・浅舞酒造)の半径5キロ以内で作られた美山錦を使った「五風十雨」です。日本酒はどの種類のお米を使うかによって、酒質に違いがでますので、その点に注意して味わっていただきました。
お酒に合わせて用意した肴も3種。そのひとつは豊盃の大吟醸粕を使った胡瓜と茗荷の和え物です。豊盃の大吟醸粕は、エキス分が強くとろとろで旨くて甘い!春にできた酒粕をタンクに詰めて夏を越すのですが、その間に粕がタンクの中で再発酵し、秋の始めには、うっすら黄金色のとろとろで甘い練粕(踏板粕)になるのです。試食した受講生の方々は、「こんな酒粕初めて!」とその味の良さにびっくりされていました。私も毎年この粕を味わっていますが、そのたびに「発酵ってすごい!」と思います。天の戸の酒粕もお酒が上に染み出るほどとろとろの旨ーい酒粕。杜氏の森谷さんは酒粕とは書かず、「酒嘉寿」としています。その気持ちがよくわかる美味しさです。機会があれば、お酒と共にぜひお召し上がりを。

さあ、二回目は麹と酵母のお話しです。どのお酒と肴を用意いたしましょうか。




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