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いままで、ご紹介した一皿
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通い続ける美味しいお店 2014/01/05
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○秋田 
「酒盃」
秋田市山王にある名店。日本酒は秋田のお酒のみ。
席に着くと、すぐに供されるのが、味のある角盆に入った6種の前菜盛り。
男鹿半島出身のご主人沖口さん選りすぐりの地元の食材を生かした美味ばかり。どれから食べようか迷ってしまいます。
料理に合わせて沖口さんが選んでくださる秋田のお酒で、さらに幸せな時間になりますよ。
ちなみに、「なつかしごはん一行レシピ」の表紙の白の板皿は、沖口さんが私に作ってくださった大切なもの。一年に一度、秋田の酒を飲みながら、しみじみとする日本酒談義が、私の大切な時間のひとつです。


○青森
フランス料理「○○○○○」
弘前は、フランス料理の街といわれるほど、人口比ではダントツにフランス料理店が多い街。有名な店はいくつもありますが、弘前に伺うたびに、三浦酒造社長夫妻に連れて行っていただく、このお店を知ってからは他の店に行っていません。伺うたびに、次はどんなお料理であっと言わせてくれるのか楽しみで仕方ないからです。それに、このお店で、日本酒とフランス料理の相性の良さ大発見しましたから。
このお店の素晴らしさの秘密は、シェフであるご主人の腕と舌はもちろん、マダム(奥様)の舌と頭の回転の良さ。まさに二人三脚の魅力なのです。
ソース作りのためにひと月も店を閉めるお店なんて聞いたことがありません。ご夫妻は常に妥協のない向上心で料理に取り組まれています。
お店の名前は残念ながらご紹介できないのですが、縁あって、お店に行くことができた方は、御自慢のソースで彩られた北の海の幸や様々なお肉をご堪能ください。最後のデザートまで完璧に美味しいので、一食抜いて行くことをお勧めします。


○東京
「新橋 ほそ川」
料理学校時代の同級生、細川君のお店です。
ここの一番の特徴は一人分ずつ出てくる「すっぽん鍋」。
季節により仕入れるすっぽんの産地を変えるのは、そのときに一番美味しいすっぽんを提供するためで、京都の有名店にも負けないそうです。
ですからコストパフォーマンスは最高!かつて、3日続けてすっぽん鍋を食べに来た女性がいたとか。かなりコラーゲンパワーの効き目があったのでしょうね。
効果はともかく、なんといっても美味しい!すっぽんだけの直球勝負の鍋で、臭みは一切なく、無駄な味付けがない、すっぽんの旨味満載鍋。この味なら毎日食べても飽きないし、毎日食べられたら幸せな味です。
お料理はコースになっていて、お造り、お椀、揚げ物などが出た後、〆のごはんにデザートまでつきます。それぞれの仕入れも妥協はありませんよ。
また、フロアの手伝われているお母様の入れる生ビールが素晴らしい。薄張りのグラスにきめ細やかなクリーミーな泡…。いつも感心します。
他では、最初から日本酒を飲むのですが、ここではとりあえず「ビール!」で始めます。もちろん、日本酒も料理に負けない相性のいいお酒がそろっています。

○京都
「桜田」
料理学校時代に、勉強のために伺ったのが最初で、それ以来、毎年一度は伺っています。十年以上の年月が流れたことになりますが、ご主人の桜田五十鈴さんと奥様もお店も昔のまま…。少しも変わっていません。ここ数年はお嬢様もお店を手伝っていらっしゃいるので、月日が過ぎたことは確かですが、このお店の一番すごいところは、「変わらない」ところです。
10年も経てば、仕入れる食材の質は変わるし、お客様の嗜好も変わる。10年前の味付けをしても同じ味にならないのです。「桜田」の味を求めていらっしゃるお客様の舌と気持ちを満足させるには、いかに変わらずに「桜田」をお出しするかが大事。そのためには大変な努力をされているにちがいありません。そんなことはさらさら感じさせないにこやかな桜田さんご夫妻ですが。
「桜田」は、日本料理とは何かを知りたい人にぜひ行っていただきたいお店です。最高級の季節の食材(7月ならあゆ、秋ならば松茸)を、季節感あふれる最高級の器に、絵画のように美しく盛り付けて出してくださるので、五感で感動を味わえます。奥様が、器の作家さんをさりげなく教えてくださるのもうれしく、勉強になります。
今でも自分の中で何かを軌道修正したくなると、「桜田」ののれんをくぐりたくなるんです。





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