![]() このサイトについて
![]() このサイトの基本的なことを記載しております ![]() いろいろなこと
![]() ![]() いままで、ご紹介した一皿 |
![]()
![]() ![]() ![]() 私が主催している料理教室の生徒さんたちや講演したときに良く聞かれたことです。 結婚したら自分ひとりで料理ができるか心配な方へ 「結婚」というと、結婚式に目が行きがちですが、翌日から本当の長い結婚生活、日常生活が始まります。一番大切な食事ができないと、まともな生活はできませんから、一刻も早く料理を始めてくださいね。 まず、「ご飯を炊く」ことから始めましょう。炊飯器でいいですよ。これから結婚まで、毎日、ご飯を炊いてください。おいしいご飯さえあれば、のりの佃煮や納豆だけでも食事ができますから。 自信がついたら、鍋でご飯を炊いてみましょう。鍋でご飯を炊くと「生の米がどういうふうにご飯になるか」が手に取るようにわかるので、料理が楽しくなりますよ。ご飯が炊けるようになったら「愛の料理」を読んで、おかずを作ってみましょう。 必ず、「家族の胃袋をつかむ料理」ができますよ。 失敗してもあきらめず何度もくり返してつくってください。それが料理を自分のものにする、一番の近道ですから。 ちっともレパートリーがふえないと困っているおかあさんへ 料理教室に来ているお母さん達からも、「ついつい子供の喜ぶ、同じようなメニューを作りがちになる」という話を聞きます。一生懸命作っても残されたら、悲しいし、いやになりますよね。 でもよくよく考えると、「子供が嫌いなもの」って、案外「お母さんが嫌いなもの」ではありませんか。 本当は、子供は嫌いなのではなく、「お母さんが作らないから、食べた経験がない。」だけかもしれません。 まず、お母さんが、苦手なものを作るようにしましょう。そして、お母さん自身が、それを美味しいと思えるようになるといいですね。そうすれば、レパートリーは自然に増えていきますし、子供も、つられて食べるようになっていきますよ。 私自身、子どもが小さい頃、自分が嫌いなものも定期的に作りました。はじめはいやいやでしたが、今ではむしろ好物になっています。 ご飯を美味しく食べる「おかず」はたくさんあります。小さいうちからいろいろな味の経験をさせましょう。 娘には料理教室できちんと料理を習わせたほうがいいか悩んでいるお母さんへ そう思っているのは、あなただけではありません。私の教室に通っている、ベテラン主婦の多くの方々が、同じような思いを持ち、それがきっかけで来ているんです。 結婚する前、あなた自身、お母さんから料理をきちんと習いましたか。 私はありませんでした。私の母は仕事をしていましたし、とても忙しかった。あの時代、おそらく多くの母親がそうしなかった、する余裕がなかったのではないかと思います。 ですから、結婚後、「母の味の記憶」を頼りに、母の料理をまねて作りました。くり返して作っていくうちに、家族の好みをプラスした「私の味」ができあがっていったのです。 一番大切なのは、「舌の記憶」です。あなたのお嬢さんは、あなたの作る料理を食べて、大きくなった。「母の味」が舌にきちんと記憶されています。自信を持って、あなたの味をお嬢さんに伝えてあげてください。それでも、どうしても不安だと思うならば、「愛の料理」を親子で読んでください。「私のやり方でよかった!」と、自信を持って、教えることができますよ。 キッチンを汚したくないので、料理をしたくないという奥様へ よく耳にする悲しい話です。 キッチンは料理を作るためのもの。他人に、見せびらかすためのものではありません。いいキッチンがあるなら、充分使いこなしましょう。家族やお友達の為に、美味しい料理を、どんどん作るべきです。 使っていない、ショールームのようなキッチンは、寒々しいだけで、ちっとも美しくありません。 持ち主の美しく温かい心が伝わってくる、使い込んだ清潔なキッチンほど、気持ちの安らぐものはありません。 ついつい美味しそうな惣菜を買ってきてしまう方へ デパートの食料品売り場には、美味しそうな惣菜がこれでもかというほど、並んでいます。野菜や鮮魚、精肉など材料の売り場より広いところもあり、買っている人も多い……。 いつの間にか、「買ってきた惣菜でご飯」が当たり前の時代になり、「毎食、手作り『おかず』でのご飯」は、贅沢なことになってしまいました。 「毎食全て作ろう」とは言いません。 でも、一品でもいいから、自分の手をかけた味噌汁、漬物、きんぴらや煮物などを、おかずに出してください。それがあるだけで、「我が家のご飯」になりますから。 手作りの料理の良さは、「誰かのために作る」ことにあります。自分のため、誰か大切な人のため……。 料理は、食べ物ですが、それ以上に、「作った人の心」を食べるんです。だからこそ、買ったものだけでなく、あなたが作ったものを、家族に出してほしいんです。 ファミレスなどの手軽な外食が多くなったという方へ 最近、レストランで見かけるようになった光景です。 向かい合って、ひとつのテーブルに座っている家族。子供はゲーム、親は携帯電話をながめています。一言も話さず、目もあわせません。同じテーブルについているのに、ただの相席みたいに、それぞれが一人で存在しているのです。食事が運ばれてきても、ただ機械的に口に運ぶだけ。まるで車にガソリンを入れているようで、無味乾燥、楽しそうでありません。 そんな光景に出くわすと、こちらのほうが、寒々しく悲しい気持ちになります。 食事は、「気持ちよく、楽しく、美味しく」いただきましょう。それでこそ、心と体の栄養になるんです。 ですから、忙しいときに、イライラしながら無理して料理を作ることはありません。そういう時は、外に食べに行けばいいんです。そして、気持ちよく、楽しい食事をしましょう。 インターネットで書籍が購入できますか? できます。 ここ から、たどってみてください。 料理教室の募集はしないのですか? 一人でも多くの方に直接お教えしたいのですが、私一人でお教えできる人数は限られており、現在、新規募集はしておりません。申し訳ありませんが、ご了解くださいませ。 |